MIXING TRACKS USING SYNC
このセクションでは、トラックをミックスしスピーカーから流す方法と、トラックのスタート位置(キュー)を設定する方法を解説します。続いてTRAKTOR S2の自動シンク機能を使い、2つのトラックをミックスする方法も解説します。
MIXING AUDIO IN
トラックを再生するには、トラックをロードしたデッキのPLAYボタンを押します、少しずつスライダーを最大位置まで上げていくと、スピーカーから再生中のトラックを聴くことができます。
CHOOSING YOUR NEXT TRACK
最初のトラックと同じようなテンポのトラックを、次に選択しましょう。もう一方のデッキにトラックをロードするには、BROWSEエンコーダーを回してトラックを選択し、BROWSEエンコーダーを押します。
CUEING
トラックがロードされたので、PLAYボタンを押せば再生が始まります。これで2つのトラックが再生されていますが、聞こえているのは片方のトラックだけです。この段階で次のトラックを試聴すれば、再生中のトラックに適しているか確認できます。ヘッドフォンを装着し、チャンネルフェーダー横の CUEボタンを押してください。ヘッドフォンのミックスレベルを調整すると、キューしているトラックをヘッドフォンで聴くことができます。
SIGNAL FLOW INTRODUCTION
以下の音声のフローチャートで、実際に何が起きているか把握することができます。2つのデッキから来るオーディオ信号がミックスされ、ヘッドフォンとスピーカーに送られていることがご理解頂けると思います。
SYNCING THE TRACKS
両方のトラックを再生したままにします。 ヘッドフォンで聞いているトラックのテンポが、最初のトラックと同じテンポになります。この動作は SYNC ボタンが点灯することで確認できます。これで2つのトラックが同期して再生されていることになります。
MIXING IN A SECOND TRACK
両方のトラックをスピーカーで聴くには、2番目のデッキのフェーダーを徐々に上げます。トラックのオーディオ信号はマスター信号とミックスされていきます。ミックスをしばらく聴き、最初のフェーダーを下げます。最初のフェーダーを完全に下げると2番目のトラックだけが出力され、2つのトラックのミックスが完了したことになります。