TIM EXILE ON THE DEVELOPMENT OF FLESH
「FLESHのコンセプトは数年前に思い浮かびました。ちょうどFlow Machineを使ってツアーをしていた時です。Flow Machineはループ、ビートメイキング、即興演奏ができ、僕自身がREAKTORを使って設計したカスタム・インストゥルメントです。その中にはTHE FINGERやTHE MOUTHも内蔵してあり、ライブ用のFXやボーカル・シンセとして十分に機能しますがハーモニーやメロディーをライブで即興的に作るには不十分でした。どんな状況でも完璧にフィットし、表現豊かで、ダイナミックなサウンドを作り出すことができるツールが欲しかったのです。
トラックのリズムに反応してメロディーが作れたり、トラックの揺れ動くトーンを軸にシンセリフを作れる機能を作れないものかどうか考えました。私はさっそくデザインに取り掛かり、そんなアイデアが可能になる新しいオーディオ分析の方法、シーケンス方法、シンセシスについて考えを巡らせました。満足するまでには数年かかりましたが、今その結果をシェアできることを誇らしく思います。この新しい技術には、自分でも本当に驚いており、1年経っても、これで作られたメロディーを口ずさんでいるかもしれません。開発中、コンピューターでも、いくらでもクリエイティブになれると実感でき、感動して涙が出てしまったくらいです。
FLESHは作曲用ツールとパフォーマンス用インストゥルメントが1つになったソフトウェアです。フィジカルコントローラーと一緒に操作することによって、タイムラインの制約から解放され、いくらでもトラックを作ることができます。これで皆さんと僕の音の世界がより広がればと思います。
トラックのリズムに反応してメロディーが作れたり、トラックの揺れ動くトーンを軸にシンセリフを作れる機能を作れないものかどうか考えました。私はさっそくデザインに取り掛かり、そんなアイデアが可能になる新しいオーディオ分析の方法、シーケンス方法、シンセシスについて考えを巡らせました。満足するまでには数年かかりましたが、今その結果をシェアできることを誇らしく思います。この新しい技術には、自分でも本当に驚いており、1年経っても、これで作られたメロディーを口ずさんでいるかもしれません。開発中、コンピューターでも、いくらでもクリエイティブになれると実感でき、感動して涙が出てしまったくらいです。
FLESHは作曲用ツールとパフォーマンス用インストゥルメントが1つになったソフトウェアです。フィジカルコントローラーと一緒に操作することによって、タイムラインの制約から解放され、いくらでもトラックを作ることができます。これで皆さんと僕の音の世界がより広がればと思います。
BEING A MUSICIAN AND A DEVELOPER
「僕は大学を出てからすぐにミュージシャンになり、音楽をプロデュースしたり、いろいろなレコードレーベルからリリースをしてきました。それと同時に、自分のソフトウェアツールを開発しようと頑張ってはいましたが、それは音楽を作るためのインスピレーションを得る為の1つの趣味に過ぎませんでした。
でもそうこうしているうちに、プログラミングも上手くなり、意欲的なアイデアがもっと浮かぶようになりました。それらのツールが、今の僕のワークフローの中心となっています。ここ数年は、FLESHのようなソフトウェアの開発や、僕自身のカスタムパフォーマンス・インストゥルメントであるFlow Machineの開発に時間を費やしてきました。FLESHも遂にリリースされたので、これからまたミュージシャンとして活動できることが楽しみです。」
でもそうこうしているうちに、プログラミングも上手くなり、意欲的なアイデアがもっと浮かぶようになりました。それらのツールが、今の僕のワークフローの中心となっています。ここ数年は、FLESHのようなソフトウェアの開発や、僕自身のカスタムパフォーマンス・インストゥルメントであるFlow Machineの開発に時間を費やしてきました。FLESHも遂にリリースされたので、これからまたミュージシャンとして活動できることが楽しみです。」
THE FLOW MACHINE AND PLAYING LIVE WITH REAKTOR
「Flow Machineの開発を始めたのは12年前。Flow Machineとして知られるずっと前から取り組んでいます。Flow Machineは、様々なMIDIコントローラーで、一つのREAKTORアンサンブルを操作します。エレクトロニックミュージックをフィジカルに簡単に即興演奏できる楽器が欲しかったのです。そこで僕はREAKTORを使って設計を始めたわけですが、それ以来、REAKTORは僕にとっての唯一の開発用プラットフォームとなりました。今では僕とREAKTORは一緒に成長して来たといっても過言ではないでしょう。
今僕が使っているFlow Machineは、ライブシーケンサー、オーディオループ、ドラムマシン、シンセ、サンプルプレーヤー、FXチェーン機能を装備し、様々な方法でリサンプリングしたり音をすぐにマニュピレートすることができるライブ用機材の完成形となっています。ここまで完全な機能を持ったアプリを作ることができるなんて、REAKTORがものすごくパワフルなプラットフォームであることは間違いないでしょう。」
今僕が使っているFlow Machineは、ライブシーケンサー、オーディオループ、ドラムマシン、シンセ、サンプルプレーヤー、FXチェーン機能を装備し、様々な方法でリサンプリングしたり音をすぐにマニュピレートすることができるライブ用機材の完成形となっています。ここまで完全な機能を持ったアプリを作ることができるなんて、REAKTORがものすごくパワフルなプラットフォームであることは間違いないでしょう。」
ON THE FUTURE OF CONTROLLER INTEGRATION
「音楽や音楽テクノロジーの将来は本当に明るいと思います。10年前、僕がインプロビゼーションやパフォーマンス志向のアプローチを始めた時は、誰もいない空っぽの空間で一人で声を上げているような気持ちでした。
今は、偶然性を重視した、ハンズオン・パフォーマンスを行うミュージシャンがどんどん増え、それと同時に音楽テクノロジー産業も大きく様変わりしたように思います。つまり、音楽をタイムライン上でデザインするツールから、音楽をリアルタイムでパフォーマンスするツールに移り変わって来ているのです。
ハードウェアとソフトウェアの境目もなくなりつつあり、これからは必要なもの全てが揃っているインストゥルメントが増えていきます。 僕たちは今まさに、『Musical Instruments 2.0』への過渡期にいるのだと思います。」
今は、偶然性を重視した、ハンズオン・パフォーマンスを行うミュージシャンがどんどん増え、それと同時に音楽テクノロジー産業も大きく様変わりしたように思います。つまり、音楽をタイムライン上でデザインするツールから、音楽をリアルタイムでパフォーマンスするツールに移り変わって来ているのです。
ハードウェアとソフトウェアの境目もなくなりつつあり、これからは必要なもの全てが揃っているインストゥルメントが増えていきます。 僕たちは今まさに、『Musical Instruments 2.0』への過渡期にいるのだと思います。」
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