
NATIVE SKETCHES
08 // schwarzmodul
Una CordaのCottonプリセットを1オクターブ下げて、あれこれと弾きながら3トラック作ってみました。多分に処理されたサウンドにしたかったので、Transient Master、Supercharger GT、Solid EQ、VC 2AをLogicのチャンネルストリップに立ち上げました。トランジェントを強く調整し、コンプレッサーとEQで、ノイズや個性を引き出すなど、基本的にこのエフェクトチェーンを、ほとんど全てのチャンネルに適用しました。
次にSymphony EssentialのStringとWoodwindのアンサンブルを使い、スピッカート/スタッカート・オーケストラのオスティナートを加えました。次にシンプルで個性的なキックが欲しくなったので、DrumlabのKick Vinylプリセットをエディットして使いました。トラック中でキックを前面に押し出すため、このトラックを複製して、他のチャンネルストリップのVC 2Aコンプレッサーにサイドチェーンさせました。
次にReaktor 6で、KontourのHouse Organプリセットをエディットし、リピートするノートをプレイしました。さらにSkanner XTのArctic Droneプリセットをプレイし、そのサウンドにキックでサイドチェーンをかけ、オーディオトラックにバウンスしました。The Mouthでリズミカルな要素を加え、そのReaktorインスタンスとVC 2Aに、チャンネルストリップのキックドラムからサイドチェーンをかけ、躍動感のあるサウンドにしました。リバーブに関しては、ほとんどのトラックをReplika XTに送り、センドレベルをオートメーションしました。

Biography
LAに拠点を置くschwarzmodulは、大都市の機械や騒音、頽廃した建築物、電子回路、ゴーストを想像させるダークでグリッチーなエレクトロニカやテクノをプロデュースしています。派手なハリウッドとは反対に、薄汚いLAのダウンタウンにインスパイアされ、ユニークな方法でケーブル、サウンド、アイデアを紡いできました。